2021年9月23日
イオスホームの家は気密に優れた自由設計です!
こんにちは!
茨城・埼玉・栃木を中心に住まいと家づくりのご提案をする、イオスホームです。
イオスホームでは、お客様からのご要望によって気密工事と測定を行います。
今回は、「気密って何?」「測定する意味って?」という疑問を紐解いていきます!
・気密って何?
「気密」とは、建物に隙間がなく空気が漏れないこと。普段は気がつかないような小さな小さな隙間に気密工事を行うことで、空気の漏れを少なくします。
気密性能が低いと、どんなに冷暖房をかけても効きにくかったり、隙間の周りが結露したりしてしまいます。
しかしながら、気密性能のみをやみくもに上げればいいというわけではありません。
換気や調湿の能力と並行して性能を上げないと換気が不十分な場所や外壁の中にカビが生えてしまうことも。コストと性能のバランスの見極めが重要です。
・気密工事の方法
[面で気密の工面を覆う作業]
透湿性の高い耐力面材で建物を覆い、継ぎ目を外側から気密テープで目張りします。また、気密防湿シートを貼り、気密を確保すると同時に壁内に湿気が侵入しないようにします。
[貫通部分をふさぐ作業]
金物の貫通部分や、柱や間柱の足元をふさぎます。
建物は千以上のパーツが組み合わさってできています。普段気がつかない場所の隙間を丁寧にふさぐことで、少しずつ気密性能が上がっていきます。
反対に、どんなに高性能の材料を使っても、細かいところに気配りできないと気密性はなかなか上がりません。
気密工事には、細かいところへの目配り・気配りがとても大切なのです。
・気密測定で家の気密性能が明らかになる!
気密測定は家の窓などをすべて閉めた状態で行い、送風機で空気を外に吸出して気圧の変化を測定することで、隙間の量を測ります。
測定結果は報告書になって届きます。
断熱性能は計算によって算出可能ですが、気密性能は実際に測ってみないと確かな数値はわかりません。
測定することによって、マイホームが確かに高気密の家ということが明らかになるのです。
・イオスホームの家は「在来軸組工法+充填断熱」でC値0.8!
今月お引き渡しの新築住宅で、お施主様のご希望により気密工事と測定を行った結果、C値0.8という数値を得ることができました。
通常、「在来軸組工法+充填断熱」の組み合わせは「2×4+ウレタン吹付断熱」に比べて気密を確保するのに不向きとされていますので、埼玉県の気候ならばこの数値は合格点! 気密確保に不向きな工法でも、丁寧に工事を行うことで十分な気密性能を確保することができることが証明されました(^^)
ちなみに、在来軸組は2×4に比べて間取りの自由度が高いのが特長。また、充填断熱はウレタンに比べて火に強い、防音性能がある、経年変化しない、地震の変形を追従する、解体費用が抑えられるなどのメリットがあります。
イオスホームの注文住宅は、希望の間取りやデザインと高い気密性能を両立させることができる、性能に優れた自由設計!
気密工事はオプションで承っており、より一層のレベルアップを目指しています。
ご興味のある方はぜひご相談くださいね(^^)