2024年4月04日
日本の気候と住環境に、ぴったりな断熱材!セルロースファイバー
こんにちは!
茨城・埼玉・栃木を中心に住まいと家づくりのご提案をする、イオスホームです。
●今回は、日本にぴったりの高性能な断熱材、セルロースファイバーのお話です。
・セルローズファイバーとは?
木質の再生材料を使った地球に優しい断熱材です。
古紙のなかでも、「残紙」といわれる販売されなかった新聞紙(チラシを含まない)を回収し、粉砕して生産します。
よく見るマット状や吹付の断熱材と違い、現場で壁の中に吹き込みます。
高い圧力をかけ、パンパンに施工できるので高気密・高断熱を実現できます。
セルロースファイバーは高断熱・高気密はもちろん、他にも日本にぴったりな珍しい特性が沢山あります。
今回はその良さをお伝えしたいと思います!
本当にオススメです!
1.吸放湿するのです!
断熱材(有機繊維)が湿気を吸収したり放出します。室内の急激な湿度変化を和らげます。壁内にも湿気がこもらず、結露が起きません。これは建物の長寿命につながります。
2.高断熱・高気密はもちろん
木質繊維が絡み合い空気を抱え込み断熱性を発揮するのに加え、繊維一本一本の中にも空気砲があるので高い断熱性が得られます。施工はブローイングと言われる方法で行い、施工部位にパンパンに吹き込んでいきます。ですから隙間がなく、高い気密性があるのです。
3.高い防火性があります!
古紙と聞くと燃えやすそうに感じますが、薬剤処理により燃えません。炭化することで燃焼が表面だけで止まります。また、熱が加わっても有毒ガスが発生しません。
4.遮音も凄い!
建物周辺が騒がしい環境でも、実際施工された建物へ入ると、とても静かに感じられます。もちろん内部の音も漏れにくいです。これはウレタン素材にはない特性です!
5.撥水性
撥水処理がされており、吸水による断熱性能の低下を防ぎます。
6.防カビ・防虫!!
ホウ素系薬品による特殊な処理により、カビの育成を防止する効果があります。
日本は高温多湿の夏場だけでなく、冬に室内の暖房や加湿によって壁の中が結露してしまうことがあります。なので「吸放湿」性能をもつセルローズファイバーはまさに日本にぴったり。また、住宅が密集したり、周辺が騒がしい環境の地域では、高い遮音性も効果抜群です。
セルローズファイバーは、壁内だけでなく屋根と天井との間の空間へも、隙間なくバッチリ施工できます。2階が熱い…平屋を検討している…など、屋根からの熱を軽減したい場合にも効果てきめんです!
断熱がしっかりされた住宅は、空調負荷が抑えられ、エコで電気代の節約にもなりますね!
セルローズファイバー、気になった方は、ぜひお気軽にイオスホームまでお問合せくださいね。