2024年5月16日
ちょっとしたコツで納得の造作洗面台を作ろう!
こんにちは!茨城・埼玉・栃木を中心に住まいと家づくりのご提案をする、イオスホームです。
「自分の好みに合った、オシャレな洗面台が欲しい!」という人には造作洗面台がオススメ♪住宅の様々なパーツの中でも、比較的気軽に自分だけ・世界にひとつの空間が作れるのが良いところです。毎日、家族全員が使う場所だから、洗面室が楽しいと生活がグッと充実した感じがしますね♪
一方で、メーカーの既製品は凄く完成度が高いので、それと比べると造作洗面台にちょっと不満を感じることもあります。今回のブログでは、満足度があがるちょっとしたコツを紹介します。見た目も使い勝手も納得の造作洗面台を作りましょう♪
・造作洗面台ってなに?
注文住宅でよく聞く「造作洗面台」ですが、ちゃんとした定義は無いような気がします。「パーツを組み合わせて造る洗面台」を指す事が多いですが、「カウンタータイプの洗面台」を指していることも多いです。「メーカー既製の洗面台ではない」という感じでしょうか。
・メーカーの既製品の特徴
では、「メーカーの既製品」の特徴を少し見てみましょう。メーカー品には大きく分けて「機能性洗面台」と「デザイン洗面台」があります。
共通して特徴としては、
1.収納力が充実している
2.特別な機能がある
タッチレス水栓、タッチレス照明、除菌水、
シャワー水栓、汚れ防止コーティングなど
3.室内の建具やキッチンと同じ色に合わせられる
4.(最近は)かなりオシャレ
一番大事なところが「1.」。キャビネット(箱のこと)で構成されている事が多く、引出しなどもあり、小物の収納アイデアも満載、、、収納が充実しています。
そして「4.」。メーカー品と言っても、デザインは洗練されたものが沢山あります。ただ、高級志向で男っぽいデザインが多く、かわいい系やシンプル系が少ないです。
・造作洗面台と既製品はどっちが安い?
ところで、値段がどんな感じなのかも気になりますね。
もちろん大きさ・素材・パーツの値段によって変わってきますが、多く普及している価格帯だとこんな感じです。
安い順に
「メーカーの機能洗面」<「造作洗面」<「メーカーのデザイン洗面」
それぞれの価格帯は、
「メーカーの機能洗面」は約10万円~20万円
「造作洗面」が25万円~40万円
「メーカーのデザイン洗面」が30万円~60万円
メーカーのデザイン洗面台も年々オシャレになっていますが、値段も高いのが注意点です。
・造作洗面台にはどんなタイプがあるの?
では造作洗面台の施工事例をタイプ別に見てみましょう。
①洗面器を直接壁に付けるタイプ
シンプルな作りならではのオシャレ感があります。2ボールの大型の洗面器や、横にカウンタ―部分がある物などもあります。深型のスロップシンクなども人気です。
②カウンター一体型
カウンタ―とシンクがシームレスに繋がっているタイプ。素材としてはメラミンが主流です。少し高価ですが人造大理石もあります。
③カウンターに洗面器を載せるタイプ
カウンタ―と洗面器を組み合わせるタイプはデザイン、素材にバリエーションが多いのが人気の理由。カウンターはメラミンやタイル、無垢材、ステンレス、モールテックスなどなど、、沢山の選択肢があります。
④キッチンの職人さんに作ってもらう
キャビネットやカウンターをキッチンの職人さんに作ってもらうこともできます。フルオーダーメイドで妥協のない洗面が実現できます。
ちなみにコストは、安い順にこんなイメージ
① ≒ ② < ③ < ④
コストに関する注意点としては、洗面台自体の収納力を上げようとすると、キャビネットを組み込まないといけなくなり、費用がかかります。あと、3面鏡の種類が意外に少なく値段も高い事が多いので注意が必要です。1面鏡や収納無の鏡にするとコストも抑えられて、オシャレになる事が多いです。
・造作洗面台の良いところ
造作洗面台の良いところをまとめると、、
1.好きな素材が使える
カウンターや壁の仕上げを色々な選択肢の中から組み合わせて、自分だけの洗面スペースを作れるのが最大の魅力です。
2.好みの洗面器が使える
2人同時に使える大型のシンクや、洗濯でも気兼ねなく使える深いシンク、丸い物や角ばったものなどなど、選択肢が豊富です。
3.大きな洗面台が作れる
私は造作洗面台の一番の魅力は、広々した洗面台が作れることだと思います。
造作洗面台は選択肢の多さが魅力ですが、逆にどのように決めていいか分からなくなってしまう場合も多いです。そんな時は、好みに合った写真をネットや雑誌で探し、参考にしながらイメージを固めてから選び始めましょう。
・納得の造作洗面台を作るコツ
洗面台の満足度を上げるコツを紹介します♪
①収納力をカバーする為に近くに収納を作る
造作洗面台で感じる収納力の低さは、他に建築工事で収納を作る事で解消しましょう。小物ならすぐ近くにニッチや飾り棚、大きい物は少し離れていてもいいので扉付きの収納を作ると解決です。
②壁は水に強い素材を使う
既製品の洗面台に比べると背面への水はねへの対策が必要です。水に強い壁紙やタイル、メラミン素材などを選ぶ様にしましょう。
③せっかく作るなら洗面室は広く
せっかく造作洗面台を作るなら、幅を少し広くして、部屋自体ものびのび使いたいです。2.5畳~3畳位あるととても良いですね。洗濯機の置き場が別に確保してあるとさらに広々します。
④タオル掛けや照明などの小物も大切
小物類でも印象がガラッと変わります。一番好みが現れるところかもしれません。シンプルな物なら金物メーカーが作っていますし、インテリアショップやアンティークショップで探しても良いかもしれません。
最後まで読んでいただいてありがとうございます♪
今回のブログは、「納得の造作洗面台をつくるコツ」を見てきました。イメージ膨らみましたでしょうか?
前回のブログでは「室内干しスペース」の事例を多く見ています。水廻りつながりで、参考にして頂けると嬉しいです。
前回ブログ: アイデア満載♪「室内干し」のご紹介
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