世界にひとつ♪ 手づくりのオーダーメイドキッチン

イオスホームのGiraffe(ジラフ)シリーズや、一部の販売型モデルハウスではオーダーメイドキッチンを採用しています。家具の職人さんが手作りで制作した、まさに世界にひとつのキッチンです。近年、キッチンをただの作業場としてではなく、家族のコミュニケーションの場として、また楽しく過ごせる場として考える傾向が強くなっています。「LDK」ではなく「KDL空間」なんて言い方もある位なのです。

今回のブログでは、オーダーメイドキッチンについて特徴や、様々な施工事例をご紹介します。

1.オーダーメイドキッチンとは

イオスホームが取り組んでいるオーダーメイドキッチンとは、お施主様の要望に合わせて制作されたキッチンのことです。
お施主様と打ち合わせながら、図面を描き、家具の職人さんが工房でひとつひとつ制作します。素材もその都度選び、好みに合うものを木材を扱っている会社で探したりもします。まさに世界にひとつのキッチンです♪

2.メーカーのキッチンとの違い

一般的なキッチンメーカーのキッチンも、最近では非常にデザイン性が優れています。そうしたメーカーのキッチンとオーダーメイドキッチンの違いを見ていきましょう。

・どんな素材でも使える

一番の違いは素材です。メーカーのキッチンはメラミンが多いですが、オーダーメイドキッチンでは、木や金属など本物の素材を使用する事が多いです。木の種類はもちろん、ステンレスの種類も色々あります。モールテックスなどの左官材料も使えますし、籐や和紙などを使用することもあります。また無垢材を使って、引手などを制作することもあります。

・自由な形状、プランニングができる

もうひとつの大きな違いは、自由な形・プランニングができる事です。大きなアイランドキッチンや二の字型などが人気ですね。テーブルと一体になっているものや、リビングの家具と一体に作る事などもできます。また、狭いスペースを秘密基地みたいに有効に使い切る設計などもでき、狭小住宅でも強い味方です。

・好きな器具が使える

おしゃれな水栓や海外製の食洗器、おしゃれなレンジフード、オーブンやガステーブルなど、手に入るものならどんな器具でもだいたい使うことができます。実はシンクなども、角ばっていてカッコイイものがあったりします。引出しのレールは一般的なものよりも高性能な物を使用します。ソフトクローズで閉まる時でも調味料が倒れないほどです。扉の取手なども気を配りたいですね♪

3.採用する時のコツ

オーダーメイドキッチンを採用する時のちょっとしたコツはズバリ、

「お金がかかり過ぎないプランニングをする」
「収納力は、近くのパントリーで補う」

引出しの数が多すぎたり、大きなカップボードを制作したりするとコストがかかってしまう事があります。そのため、近くに大きめのパントリーを設けて収納力を補い、キッチン本体のコスト削減を図りましょう。できるだけ、素材や器具に予算をまわし、スッキリ・おしゃれなキッチンを目指しましょう。

4.お勧めする理由

イオスホームがオーダーメイドキッチンに取り組み始めた理由は、

「家のインテリアの中で、圧倒的に存在感がある要素だから」
「毎日、長い時間使う場所なので、楽しい場所にしたいから」

おしゃれで楽しい家づくりにぴったりのアイテムです♪

5.施工事例の紹介

では、いよいよ施工事例を見ていきましょう。

・ウォールナットのアイランドキッチン

ウォールナットの突板と黒いメラミンの組み合わせのキッチン。天板は4mm厚のステンレス板。角はウォールナットの無垢材で組んでいます。とてもシックで落ち着いたキッチンになりました。

・ウォールナットの無垢材

天板がせり出した形のアイランドキッチン。天板のシャープさが強調されています。リビング側は無垢板を使って仕上げられ、力強い木目が目を惹きます。キッチンパネルは黒い焼き付け塗装の鉄板。すぐ横の広いパントリーの中に冷蔵庫を置くことで、部屋の幅いっぱいのすっきりしたキッチンになっています。

・オークのキッチン

強い木目のオークのキッチン。特殊な木目の突板を特別に入手し制作しました。ダイニングテーブルもおそろいになっています。アイランドキッチンはモールテックスを塗っています。グレーと木目と白を用い、キッチン・家具・空間が統一感のあるインテリアになっています。

・テーブルみたいなキッチン

家具の様なキッチン。明るいインテリアに合わせてテーブルの様な軽快さを大切に設計しました。収納力は背面の大きな収納に任せ、本体をできるだけシンプルにしています。キッチンの周りに家族が集まっている様子が想像できますね。

・籐の飾り棚のあるキッチン

赤みのあるローズウッドと白の組み合わせが、ちょっとレトロでかわいい印象のキッチンです。専門の職人さんに作ってもらった籐の引き戸を、飾り棚の扉に使いました。真っ白い部分は艶消しのメラミンを使用しています。

・コの字の大きなキッチン×モールテックス

大きなコの字のキッチン。天板はモールテックスとナラを組み合わせています。仕事や食事で使うテーブル部分は肌触りが優しいナラ。水や油が付く部分はモールテックスになっています。キャビネットはOSB合板で制作。角が欠けやすいOSBですが、非常に丁寧かつ強固に接着することで、長く使っても欠け難い様に作ってあります。室内の小物や家具ととても良く馴染んでいますね♪

いかがでしたか？とてもオシャレなキッチンばかりでしたね。それぞれの個性が感じられるところが、とても楽しいですね。
手づくりのオーダーメイドキッチン、どれも何だか優しい感じがしませんでしたか？きっと「自然の素材」と「手づくり」が醸し出す雰囲気なのでしょうね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。少しでもオーダーメイドキッチンに興味を持っていただけたら嬉しいです。
今回紹介したキッチンが設置されているお宅は、施工事例から建物全体の様子を見る事ができます。
下のリンクから是非見て下さい♪