#狭小|「コの字のオーダーキッチン」がインテリアの舞台
data
Tさんが家づくりで重視したのは、設計の自由度と素材、耐震性。土地探しからイオスホームに相談し、希望のエリアで土地を購入した。間取りやデザインに関して要望を実現するため、プランニングや材料の選定には1年以上かかった。北側道路で比較的人通りが多かったため、通り側はあえて開口を作らず、その代わりにリビングを吹き抜けにして採光を確保。Tさんが「憧れだった」という中庭も、リビングへ光を届けている。壁は珪藻土で仕上げ、随所にベニヤ板やOSB合板など手作り感のある素材も取り入れた。キッチンはオリジナルで造作。もともとインテリアや雑貨が好きだったというが、「箱(建物)がかっこいいので雑貨を選ぶのがより楽しくなった」とのこと。その言葉通り、どこを見てもTさん夫婦の好みや個性が十分に反映された住まいとなった。
限られた面積に、必要な物を詰め込んだシンプルな間取り。吹抜けから明かりを採れるため、1階の間取りは南にキッチンがあり窓も少ない。「南に窓を設ける」といった先入観をもたず、中庭と吹抜けを有効に活用した結果、周辺とマッチした明るい空間になった。
また、大きな土間とリビングがひと繋がりな点が特徴的。土間にも床暖房を入れることで実現した広く感じるテクニック。
- 所在地
- さいたま市
- 間取り
- 2LDK
- 広さ
- 77.33㎡